承認欲を満たす手段はいくつかある──僕が考えた選択肢

裏ログ日記

■ はじめに

人間なら誰でも持っている「承認欲」。
特に男にとっては「女性からの承認」が大きな意味を持つ。
でも、それだけが承認欲を満たす手段ではないはずだ。

僕自身、妻から“男としての承認”を得ることは難しくなった。
だからこそ、「他にどんな手段があるのか?」と考えるようになった。


■ 選択肢①:仕事で認められる

仕事で成果を出し、評価される。
これは承認欲を満たす王道だと思う。

事実、仕事にほとんどのリソースを投下してきた僕は、仕事を通じて承認欲を得ることが多かった。
上司からの評価、部下からの信頼、顧客からの感謝──それらは確かに僕を支えてきた。

でもよく考えてみると、僕がそこまで必死に仕事に打ち込んだ背景には、別の思惑もあった気がする。

「仕事ができる男はカッコいい」
「成果を出している姿は、女性から見ても魅力的だろ
う」

つまり、仕事で認められたいという気持ちは、結局「女性から男として認められる」ことに繋がっていた。

出世すれば経済力も得られ、女性からの目も変わる。
成果を出す男は社会的にも“モテる男”に見える。
僕が仕事で得てきた称賛や承認の多くは、最終的には「男としての価値」を確認するためのものだったのだ。

だから仕事は、僕にとって単なるキャリアではなく「男としての承認欲」を満たす装置でもあった。
けれど、その承認が家庭や日常に直接つながるわけではないことに、次第に気づいていった。


■ 選択肢②:趣味やコミュニティで輝く

スポーツや趣味、ボランティア活動などで承認を得る人もいる。
趣味仲間に褒められたり、コミュニティで役割を持つことは、確かに心を満たしてくれる。
でも僕の場合は、家庭や仕事で時間的余裕が少なく、大きな拠り所にまではなりにくかった。


■ 選択肢③:SNSやネットで承認される

SNSに投稿して「いいね」やフォロワーを得る。
現代ならではの承認欲の満たし方だ。
ただ、SNSの承認は一瞬のもので、気づけばもっと欲しくなってしまう。
むしろ承認欲を増幅させることも多い。


■ 選択肢④:家庭で承認される

夫として、父として「ありがとう」と言われる。
これも大切な承認だ。
でも「家族からの承認」と「男としての承認」は別物。
ここに大きなギャップがあることは、前回の記事でも書いた通りだ。


■ 選択肢⑤:女性からの承認

最後に残るのがこれだ。
女性から「男として求められる」こと。
僕の場合、この承認こそが最も強く心に響く。
そして、今の生活の中では最も満たされにくいものでもある。


■ おわりに

承認欲を満たす手段はいくつもある。
仕事、趣味、SNS、家庭──どれも大事だ。
でも僕が本当に欲しいのは、やはり女性から受ける「男としての承認」

それをどうやって満たしていくのか。
このテーマは、これからさらに掘り下げていきたい。
次回は「異性からの承認」について、より具体的に考えてみようと思う。

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