■ はじめに
ここまで、自分の「承認欲」について深掘りしてきた。
なぜモテたいのか、なぜ承認されたいのか──
記事を書きながら少しずつ整理されてきたように思う。
改めて考えると、僕が求めているのは単なる性欲、セックスではない。
もっと根源的な、「男としての承認」なのだと気づいてきた。
■ 欲望はシンプルだけど複雑
人間の欲望は大きく分ければ「食欲・睡眠欲・性欲」の三大欲求。
その中で性欲は、ただ快楽を得るだけでは終わらない。
「相手が必要」だからこそ、そこに 承認 が絡む。
「誰かに求められる」という感覚は、性欲と一体化しやすい。
だから、性欲を満たす=承認欲も満たされる、という関係になって分からなくなる。
性欲を満たしたいわけではなく、承認欲を満たしたいんだ。
■ 僕にとっての承認欲の正体
- 小学校時代に女の子からモテた経験
- 思春期に異性との関わりが途絶えたこと
- 結婚して「夫」「父」にはなったけれど、「男」としての承認は薄れていったこと
これらの経験が積み重なって、僕の承認欲は「異性に認められること」へと収束していった。
つまり、僕が求めているのは 「男として求められたい、認められたい」 という実感だ。
■ 欲を抑え込むことで生まれる歪み
正直に言えば、この欲を無視し続けるのはしんどい。
ここまで読んでいただいて、なんとなくお分かりだろうが、真面目な気質だし、
ステレオタイプな価値観を持っているし、社会的な良識に沿って生きてきたタイプだ。
世間体や人目を気にすることは、日常茶飯事だ。
結婚してから長い間、この欲を無視し続けてきた。
ただ、それが徐々に自分を蝕んできて、無視できないほどにまで溜まり込んだ。
- 「もう自分は男として終わったのか?」という劣等感
- 自己肯定感の低下、自信の喪失
- 家庭や仕事にまで滲み出るネガティブ思考、ふとした時に出る不機嫌さ
承認欲を切り捨てることは、自分の本音を切り捨てることでもある。
■ 承認を得るための方法を探して
承認欲を満たすことは、生きるエネルギーになる。
「俺はまだ大丈夫だ」と思えるだけで、気持ちが軽くなる。
その手段は人によって違うと思う。
仕事で成果を出す人もいれば、趣味やコミュニティで輝く人もいる。
僕の場合は──やはり「異性からの承認」が大きな意味を持っている。
その手段のひとつとして、「マッチングアプリ」や「出会い系」という選択肢を意識し始めた。
危うさもある。だけど、それ以上に「自分がまだ男である」と確認できる可能性がある。
■ おわりに
結局、僕が求めているものは「男としての承認」。
それはセックスレスや劣等感の奥に潜む、本能的な欲求なのだと思う。
20代の頃は無意識に満たされていたことが、40代になった今は失われた。
だからこそ、「どうやってそれを取り戻すか」を考えるようになった。
承認欲をどう満たすか──
これは、これからの僕にとって大きなテーマになる。

