このままではいけないと思った
承認欲が満たされない日々を過ごす中で、僕は気づいた。
このままでは自己肯定感がどんどん落ちていき、人生そのものに影を落とすと。
家族には優しく接したいのに、余裕がなくなる。
仕事にも力が入りにくくなる。
そんな自分に「このままじゃダメだ」と強く思った。
まずは「考えられる選択肢」を洗い出した
そこで僕は、承認欲を埋めるための方法を改めて考えてみた。
いくつかの選択肢にトライしてみた。
- 仕事に打ち込む
成果を出して評価されることは承認欲を満たす王道。
けれど仕事にほとんどのリソースを投下してきた僕にとって、これ以上は限界があった。 - 趣味や自己投資
筋トレや読書、スキルアップで気を紛らわすことはできる。
どれも取り組んで、ある程度の習慣化に落とし込むまでには至った。
でも、心の根っこにある「男としての承認欲」を埋めるには届かなかった。 - 妻との関係を修復する
何度も努力してきた。
話し合いも、雰囲気づくりも、自分のできる限りはやってみた。
それでも最後の一線を超えることは難しかった。
どうしても残る「異性からの承認」
考えれば考えるほど、どうしても心に奥に潜む影があった。
それは「異性からの承認」だった。
「男として求められる」という感覚。
それこそが、僕の心の空洞を埋めるために必要なものに思えた。
もちろん、浮気や裏切りを正当化したいわけではない。
ただ、「この気持ちを押し殺して生きていくのか」と自問すると、心はどうしても納得しなかった。
葛藤と正直な気持ち
「異性からの承認を求めるのは間違っているのか」
「家庭を大事にしながら、自分の欲求を満たす方法はないのか」
そんな葛藤の中で、僕は少しずつ「異性から承認を受けるための手段」に目を向けるようになった。
次回は、僕が実際に考えたその手段について、具体的に書いていきたい。
仕事でもなく、趣味でもなく──
承認欲を満たすために僕が選ぼうとした方法を正直に綴ろうと思う。