なぜ妻を抱けないのか、なんとなく…感覚的理由

裏ログ日記

なぜ妻を抱けないのか、え?なんとなく…

「なんで奥さんを抱かないの? 仲悪いの?」
そんなふうに聞かれたことがある。

いやいや、仲は悪くない。
むしろ、家族としての関係はちゃんと築けている。
会話もあるし、ケンカもするけど、どこにでもある普通の家族だ。
一緒に子育てして、笑い合って、日々を乗り越えてる。

それでも、“抱けない”という事実がある。

自分でも、正直その理由をはっきりとは説明できない。
ただ、なんとなく──心と体にブレーキがかかる感覚だけがある。


「生活感」に飲み込まれて、スイッチが入らない

朝、バタバタと子どもたちを起こし、ご飯を出し、送り出し。
仕事から帰ってきたら、夕飯、お風呂、宿題、寝かしつけ。
週末は買い物に習い事の送迎、合間に洗濯や掃除。

もう“スイッチ”を入れるタイミングなんて、どこにも残っていない。

いつも同じラフな部屋着のままの自分と妻。
風呂にも入らず、ひどい顔で寝落ちする日々。

「色気」とは程遠い毎日に、体も心もすっかり慣れてしまった。


なんとなく気が引けるし、なんか小っ恥ずかしい

たとえば、ふとした瞬間。
妻の着替えを見ながら「意外とウエスト細いな」なんて思ったことがある。

でも──その後に何か動くわけではない。

何を言えばいい? どこから始めれば?
もし拒まれたら?
「え、なに今さら?」って顔されたら?
笑われたら? 気まずくなったら?

なんとなく気が引けるし、なんか小っ恥ずかしい、結局また動けなかった。


いつの間にか「諦め」が染みついてしまった

かつては、何度か声をかけようとしたこともある。

でも、「ちょっと今は辞めて」「生理だから」「子どもが起きる」と
何気ない“拒否”が積み重なって──

気づけば、自分の中で「誘わないこと」が当たり前になっていた。

別に、妻が悪いわけじゃない。
タイミングが合わなかっただけだとは思う。
でも、男のプライドは、案外そういうのでヘタレてしまう。


抱けない理由に「正解」はない

こうして書いてみても、やっぱり明確な答えは見つからない。

ただ、なんとなく。
そう、“なんとなく”抱けない。誘おうと動けない。
そして、その“なんとなく”があまりにもリアルなんだ。


まとめ:言葉にならないモヤモヤの正体

たぶん、理由なんてひとつじゃない。
生活感、気まずさ、恥ずかしさ、積もった諦め、そして当たり前に──
それらが少しずつ、心のどこかにブレーキをかけている。

本当は、もう一度抱きたい気持ちはある。
でも、その気持ちを出すには、あまりにも時間が経ちすぎた。

このブログは、そんな“理由の分からないモヤモヤ”を
少しずつ言葉にしていく場所でもある。

誰かに届くか分からないけれど、
もしかしたら、同じように悩んでる誰かの心に
「分かるよ」って小さく響いたら嬉しい。

タイトルとURLをコピーしました