はじめに(この記事を読んで欲しい方)
「家族は大切。妻も嫌いじゃない。だけど、どこか満たされない。」
そんな矛盾を抱えながら、夜中にスマホを開いて動画をこっそり観ている──
このブログにたどり着いたあなたは、きっとそんな心の状態ではないでしょうか。
他の女性に興味を持つことに、強い “罪悪感” を覚える人は多いです。
「裏切りではないか」「家族を壊してしまうのではないか」と。
勿論、私も同じように“罪悪感”を感じていた一人 でした。
でも実は、その罪悪感こそが、あなたが「家族を大切に思っている証拠」なのです。
この記事では、もう一度男としての自信を得たい、
でも罪悪感に押しつぶされそうな既婚男性へ向けて、
罪悪感と向き合い、行動を起こしていくヒントをお伝えします。
第1章:罪悪感の正体は“愛情”から生まれている
罪悪感は、悪い感情ではありません。
それは「家庭を壊したくない」「家族を悲しませたくない」という気持ちの裏返しです。
つまりあなたは、決して冷たい人間ではなく、家族を大切に思っているのです。
- 妻に悪いことをしている気がする
- 家族を大切にしたいのに、心が別の方向を向いている
この矛盾に苦しむのは、「家族を愛している」証拠。
罪悪感は、愛情があるからこそ生まれる感情なのです。
ですので、その罪悪感をそのまま自分の大切な感情として、認めてください。
そうすると、次に以下のような、さらなる罪悪感が芽生えてきます。
「本当に妻や家族を大切に思っていたら、そんなことは考えないし、できないはず・・・
罪悪感を感じるのは自分の身を守りたいからじゃないだろうか?」
確かにこの考え方、気持ちは自分への愛情から生まれたもので、その通りです。
ただ、人間の感情や考えは複雑です。0か100ではないはずです。
100%自分の保身だけを考えて罪悪感が芽生えているわけではありません。
家族を守りたいし、自分も守りたい。
どちらも大切なものを守りたいと思う、ごく当たり前の感情です。
あなたは家族に自分の人生を全て捧げ、自分のことを全て投げ打つ覚悟はありますか?
もしその覚悟があるのであれば、それは大切にするべきです。
家族を大切に思い、自分を捨てて、男としての自信を得るのは、この人生では諦める。
いや、家族も大事だし、自分の人生も大事、どちらも大切にして生きたい。
そう思うのであれば、それを実現するための覚悟と努力を持って、行動に移すべきです。
家族を大切に思い、自分の自信も取り戻すために、絶対に漏らさない覚悟を持って、行動する。
あなたはどのようにするのか、自分自信で決めて、選ぶことができます。
私は後者を選び、覚悟を持って、慎重に行動を重ね、男としての自信を得ることができました。
第2章:性欲と愛情を混同している限り、苦しみは続く
多くの男性が、「妻を愛している=妻だけに性的欲求を感じるべき」と考えがちです。
しかし、それは 現実的ではありません。
性欲は生理的なもので、誰にでも自然に湧くものです。
愛情(心のつながり)と性欲(生理的反応)は、全く別の次元であることを理解してください。
- 妻を愛しているのに、性的には満たされない
- 他の女性に興味を持つ自分が許せない
この葛藤の正体は、「愛」と「性」の混同です。
まずはそれを切り離して考えられるようになる必要があります。
すると、自然と心の中の罪悪感を俯瞰して見つめることができます。
第3章:罪悪感がある=家族と自分を守るために必要な状態
罪悪感を感じない人はいません。
あなたが罪悪感を感じているなら、それはあなたが家族を大切に思う心がある ということ。
罪悪感を抱くあなたは、家族を大切に思っている、やさしい人です。
だからこそ、その感情を否定せずに「前向きに捉える」ことが大切です。
罪悪感を前向きに捉え、正しく一定に保つことで
「家族に絶対に漏らさず、墓場まで持っていく」
この覚悟を持って行動し、男の自信を手に入れることができます。
第3章:罪悪感を正しく捉える3つの考え方
①「欲求を持つ自分」を責めない
欲求を持つこと自体には、何の罪もありません。
問題なのは「行動」ではなく「感情を否定すること」です。
まずは「自分の中に欲がある」ことを素直に認めて下さい。
道徳・倫理で抑え込んでいるその欲求は、あなたの自然に湧き上がってくるものなのです。
それは良い悪いではなく、自然な事実なのです。
それを悪いと感じたり、判断するのはなぜでしょうか?
それは、あなたが生きてきた「社会」があなたに強制的にそう感じさせるのです。
自然に湧き上がってくるその欲求・どうしようもできない感情は本来は自然なものなのです。
そのように考えると、驚くほど気持ちは軽くなります。
②「家庭は絶対に壊さない」と明確にする
あなたの目的は“快楽”だけではなく、“自己回復”そして“自己実現”です。
ムラムラと湧き上がってくる「性欲を解消したい」ではなく、
一度の人生を悔いなく生きるために「男の自信を取り戻したい」。
それが「妻を裏切ることになるかも」ではなく、
そのためにも「絶対に家族には漏らさない、墓場まで持っていく」。
その違いを自分で理解するだけで、“罪悪感” の捉え方は変わります。
この一夫一妻制の時代に生まれ、社会から倫理観と道徳観という価値観を身につけた
私たち既婚男性がこの“罪悪感” を完全に払拭し、0にすることはできません。
むしろ完全に払拭している状態は「家族を平気で裏切ることができる」という不健全な状態です。
正しい“罪悪感” をまずは認め、それをエネルギーに変えて下さい。
「絶対に家族には漏らさない、墓場まで持っていく」
③ セックスで「誰かに求められたい」という欲は人間の存在理由そのもの
結局のところ、
セックスを通じて「求められたい」と感じる気持ちは、
「自分の存在を認められたい」
「自分のDNAが優秀だと感じたい」
「後世に自分の痕跡を残したい」という心の叫びです。
この心の叫びを恥じる必要はありません。
それは、あなたがまだ“生きる力”を失っていない証拠なんですから。
異性に生物的に求められることを通じて、僕たちはもう一度、
「自分にはまだ価値がある」と感じられる。
それが“男としての自信”の再生であり、
人間としての原点回帰でもあるのです。
人は誰しも「誰かに認められたい」「求められたい」と感じる生き物です。
それを恥じる必要は全くありません。
それは不倫願望ではなく、「生きている実感を取り戻したい」 という心のサインなのです。
その根源的で自然発露的な欲求を、現代社会の倫理・道徳感で抑え込むことには限界があります。
それを自然にあなたが認められるようになった時、“罪悪感”の感じ方が変わってきます。
第4章:罪悪感を正しく捉えるための3つの実践法
①自分の気持ちを書き出す──“可視化”で心の整理をする
多くの男性が、モヤモヤを「考えるだけ」で終わらせてしまいます。
しかし、頭の中の感情は、言葉にして初めて整理されるのです。
次の問いに、思うままに答えてみてノートに書いてみてください。
(注意:このノートは勿論自分以外の人が見ることが無いように細心の注意を払って下さい。)
・あなたの本当の心では、何を求めて、どうなりたいのか?
・それを実現しようとする時、どんな罪悪感を感じているのか?
・上記の2つを天秤にかけたとき、自分は何を選ぶのか?
私の回答は次のような内容でした。
・あなたの本当の心では、何を求めて、どうなりたいのか?
→異性から私という存在を男として求められ、男として自信を持って生きたい。
より具体的に表現すると、セックスを通して女性に圧倒的な満足を与え、それによって女性から男として求められ、承認されることで、「自分は女性を満足させることができる男」であるという満足感と「男として自分は優れている」という圧倒的な自信を持って生きたい。
・それを実現しようとする時、どんな罪悪感を感じているのか?
→もしこの欲や行動が家族、妻に漏れてしまったら、悲しませてしまうかもしれない。
妻との関係が悪くなって、家庭の雰囲気が壊れ、子供たちに悪影響があるかもしれない。
それはなんとしても避けなければならない、絶対に漏らすわけにはいかないと心に誓った。
・上記の2つを天秤にかけたとき、自分は何を選ぶのか?
→妻とはセックスレスが5年以上続いている。妻は性欲がほぼ無く、セックスへの興味が薄い。
この状況を変える努力はできる限り尽くしたが、変わらなかった。
性欲だけなら、自分で処理をして何とか我慢してきたが、承認欲が満たされない。
その影響で「男としての自信」が失われ、実生活にもマイナスの影響が出ている。
まず第一に今の家庭を壊すつもりは全くないし、何より守るべきものだ。
ただ、実生活にもマイナスの影響が出ている状況は良くないし、自分としても解消したい。
「絶対に家族に漏らさずに、男としての自信を取り戻す」これを絶対の指針として行動する。
文字にすることで、頭の中の“もや”が形になり、
それを見つめ直すことで「自分の中に整理された安心感」が生まれます。
💡ポイント
書き出す行為は、「感情と距離をとる」こと。
自分を責めていた“声”が、紙の上に出てくると、不思議と冷静に見られるようになります。
②罪悪感を無意に増幅させないために“自分ルール”を決め、守る
罪悪感は、「自分の行動がコントロールできなくなった」時に増幅する傾向があります。
一定の罪悪感は「絶対に家族に漏らさず、墓場まで持っていく」上で必要ですが、
必要以上に増えた罪悪感はメンタル的にも良くありません。
ですので、罪悪感は増幅しないように常に自分の考え、メンタルを整える必要があります。
ここで、「自分ルール」という線引きを持つと、罪悪感が安定します。
そして、家族に漏らさないためにも、自分なりの線引きを持つことが大切です。
たとえば、以下のような自分ルールを、自分の言葉で書いてみてください。
- 家族を最優先にする(優先順位は常に家族がNo1)
- お金を使いすぎない(月に◯円までしか使わない。)
- 1週間に動く時間を決める(1週間で◯時間しか行動しない。)
ルールを決めることで、「自分を制御している」という安心感が生まれます。
もちろんルールは状況に合わせて、修正していく必要はあります。
これは“縛り”ではなく、“家族と自分を守るための防波堤”です。
ルールを明文化することで、リスクを回避し、罪悪感を無意に増幅させることなく、
「絶対に家族に漏らさず、墓場まで持っていく」という信念が安定的に維持できます。
💡ポイント
一定の罪悪感はむしろ必要であるが、増幅させないこと。
罪悪感を増幅させないためのカギは「自己制御感」。
自分で行動を選び、コントロールできている実感が、冷静さと信念を維持させます。
③常に自分の行動、感情を俯瞰してチェックし、観察する
“罪悪感”を正しく一定に保つことは、「家族に漏らさず、墓場まで持っていく」上で重要です。
全く罪悪感が無くなってしまうと、冷静な判断ができず、行動に歯止めがなくなります。
反対に罪悪感が増幅し過ぎてしまうと、必要な行動ができなくなったりします。
ですので、罪悪感を正しく捉え、一定に保つことが何より大切になってきます。
罪悪感を正しく捉え、一定に保つための実践法の最後が「自分を俯瞰してチェックする」です。
自分の行動が実践法2で決めた自分ルールを逸脱していないか?
自分の感情を実践法1を使って、俯瞰して見ることができているか、そして理解しているか?
「絶対に家族に漏らさず、墓場まで持っていく」
これを達成しながら、男としての自信を得るためには、罪悪感を正しく捉え、
一定に保つことが必要となり、そのためには「自己管理」ができていないといけません。
「自己管理」をしていくためには、自分を俯瞰的にチェックし、観察するがスタートです。
以上3つの実践方法を日々実践することで、罪悪感正しく捉え続けることができます。
まとめ:罪悪感を消そうとしない、前向きに捉える
罪悪感を完全に消す必要はありません。
それは“自分が大切なものを持っている”証拠だからです。
大切なのは、その感情に支配されずに、冷静にコントロールすること。
自分を責めるのをやめ、自分の正直な気持ちを認めること。
そこから、初めて「心の自由」と「男としての自信」が生まれていきます。
罪悪感を前向きに正しく捉え、一定に保ち、
「絶対に家族に漏らさず、墓場まで持っていく」
あなたのその覚悟と行動で、必ず「男としての自信」を手に入れることができます。
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